プランニングplanning

Hisamatsu Project

おかげさまで5月12日に竣工しました。
建物名称は「SVELTO」 (スヴェルト) です。
内覧も可能となっております。
ご希望の方はこちらまでお問い合わせ下さい。


フラット空間の多様性

 フラットな空間の住まいの場合、通常nLDKという表示を不動産屋さんの店頭や広告でよく見かけます。最近ではかなりオープンな間取りも増えましたが、壁で仕切られドアがついた部屋は一般にわかりやすくイメージしやすいため、住まいを探し始めるときは、賃貸住宅・分譲マンションにかかわらず、我が家は何人家族だから2LDKがいいとか3LDKが良いなどの話になります。
 果たして、本当にそうでしょうか?
 nLDKの考え方は、古くは公団、そして分譲マンションの間取りの普及に伴って作られた一時代の中での基準です。いつの間にか自分でも気がつかないうちにそれをよりどころとしているに過ぎないのかもしれません。
 日本橋久松町プロジェクトでは、最上階部分2フロア10・11Fを間仕切りを基本的に設けない開放的なフラット空間にしています。
 内部には、奥の家事・プライベートスペースと開放的な窓側の間にスライド式間仕切りを設け、さらに可動式の収納家具でフレキシブルに部屋を作れるようにしています。住み手の要望にあわせ、空間をある程度まで自由に仕切ることが出来ます。スライド式間仕切りを閉めることで、奥は家事や食事をする空間、前面ウィンドウ側は、リビング・パブリック空間として開放的に使う。
 特に前面の道路側の天井から床面までのウィンドウウォールは、見晴らしも良くバルコニーで遮られることもないため、水平方向に広がる開放的で特有な浮遊感があります。
 また、両サイドの収納家具を部屋の中央に寄せ、先ほどのスライド式間仕切りと併せてT字上に区分けすることにより、前面ウィンドウ側の空間を完全に独立した2部屋として利用することもできます。
 自由に出来るということは、住み手にちょっと立ち止まってどう住むかを考えてほしい、問いかけでもあります。引っ越しだけでも大変なのに面倒くさいですね。でも既存のお仕着せをしないというのはこういうことなのかも知れません。
 日本家屋によく見られる8畳と6畳が障子や襖で仕切られた壁のない間取り。必要に応じて襖を取り外し、大広間として宴会に利用したりもします。そんな造りにも通じるものがあると思いませんか。
11・10Fのフラット最終検査
左側にスライド式可動壁が見えます
調整中の可動式収納家具
可動壁をリビングから見たところ
3枚の建具をスライドさせて空間を区切ることができます
11F コンパクトなキッチン
キッチンカウンターで簡単な食事もできる高さになっています
SVELTO 建物外観 5F-1F部分