アーキプラス

2016.11.30

59.体育会系??

コラムcolumn
写真:集合写真&試合風景
 11月19日、26日の土曜日にFC東京主催の一般向けのフットサル大会「サラリーマンミニサッカー大会」に参加した。26日は会場がFC東京の本拠地、味の素スタジアム(天然芝フィールドのまわりのサブコート8面)であった。大観衆を許容できるような大きなスタジアムで体を動かすのはとても気持ちいい。2005年からほぼ毎年参加している。88チームが集まり4チームによるフレンドリーマッチのリーグ戦を行うものである。フットサルは5人制のミニサッカーであるが、ここでは女性が1名以上参加しなくてはならない。もともとは、将来地域のシニアリーグでも参加できるように同年代が集まったのだが、集まりがいまいちで、試合にも負けるので若い助っ人を徐々に入れていった。当初はFC東京主催のシニアフットサル大会があり、参加していたが、リーマンショックの後にそのシニア大会は何故か消滅してしまった。その後、建築関係の人を中心とした老若男女のチームに徐々になっていった。事務所のスタッフもサッカー好きが多く、女子も含めてみんな協力してもらっていた。若い人同士の交流もあり、楽しいコミュニティになってきた。チーム名は「多摩球倶楽部」という。この大会はほとんど20代と30代の人達ばかりだ。「俺たちはどう見ても最高齢者だったな。」と更衣室でチーム創始者(大学の同級生でもある)で我がチームのキャプテンと話していたら、隣で着替えていた30代前半ぐらいの人が「失礼ですが、おいくつなんですか?」と聞いてきた。正直に年齢を告げると「へえ、びっくり!そんなに見えない。」煽てられたのかも知れないが、ちょっと嬉しかった。
 2012年から内装会社、スーパーゼネコン、名門アトリエ事務所、超大手設計事務所、大学研究所などと我々の寄せ集め群団を加えてフットサルの大会を連続して行っている。私の事務所のスタッフが中心となって、企画したものだが、私が最長老のためこれも毎年顔を出している。「ええ(関西弁の)カップ」と名付けられた。(A-cupという建築界の大きなサッカー大会に対抗?して)2012年から6月頃5回連続して開催している。これは、6チームぐらいのリーグ戦で順位を競い合う形式だ。大江戸温泉物語の隣にあるフットサルコートに集合。午前中から昼過ぎにかけて、試合をやり、順位決定、表彰式を行う。その後、大江戸温泉物語で入浴し、一息ついてから、中にある宴会場で大宴会を行うという楽しい会である。来年は6回目となる。2015年は、わがチームが優勝した。女子の点は2点にカウントされる。今年から、シニアも2点という提案をし、認められたが、残念ながらこの大会で得点できていない。しかし、フットサルを通じて、年中行事となる交流ができている。大会がいつまで続き、こちらがいつまで付き合えることやら?
 その他、練習会やゼネコンと親睦試合などの年5,6回は試合をしている。走る持久力はそこそこあり、皆が疲れ始める後半に少しづつだが、ボールに絡む機会が増える。しかし、瞬発力が情けないほどに落ち込んでいる。歳を考えれば仕方のないことだが、それでも気合を入れて精一杯体を動かすようにしている。足腰のトレーニングは、常日頃行っているランニングで十分だと思っている。この十数年でやっているスポーツの運動量並びに時間はランニング>サッカー・フットサル>水泳>ゴルフ>テニス>スキーの順である。ランニング・フットサルなどをやり体力を維持しながら、苦手のゴルフ、テニスが少しでも上達するようにとこの歳になっても愚かにも願っている。3,40代からもっと鍛えておけばよかったとつくづく思う。
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